・チョコレート 
疲れたときには甘いもの。
血糖値が下がることで集中力を欠くことがあるため、デスクに忍ばせてあるチョコレートを一つ、また一つとほおばることもあるのではないでしょうか。
しかしこの作用は一時的なものに過ぎず、体は上がった血糖値を下げようとして低血糖を引き起こし、余計に疲れが溜まることもあるのです。
・疲労回復 
「疲労回復」という文字を見ると手が伸びてしまうドリンク剤ですが、これらは交感神経を刺激して体を覚醒状態にさせるものがほとんどなのだそう。
しかし一時的に元気を取り戻しても体の緊張は続くため、かえって疲れが長引く可能性があるのだそう。
一時的な回復には一定の効果がみられるものの、疲れが取り除かれたわけで はないため後々に疲れがどっと出てしまうのだとか。。
・寝だめ 
休日にやってしまうのが寝だめ。
「ゴロゴロ状態では血行が促進されず、疲れがとれないばかりか、かえって疲れが増すことも」と、疲れたからといって家にこもってばかりいるのはNG。
軽いストレッチや散歩をするなど、適度に体を動かすほうが疲れは解消しやすいのだそう。
体内時計が狂ってしまう原因にもなるため、休日といえども平日と同じ時間に目覚めるようにするのが疲れにくい体を作るコツ。。
・愛のチカラ 
愛には麻薬と同じ鎮痛作用があることが判明
スタンフォード大学の神経科学者チームが行った実験の結果、恋人への愛情は麻薬同様に身体の痛みを和らげる効果があることが判明した。
実験では、恋人のいる学生15人の手のひらに痛みを与え、その間、恋人の写真を見せた。また同時に、学生の脳をMRIでスキャン。実験後、学生たちにどのくらいの痛みを感じたか調査した。
その結果、恋人の写真を見ている間、激痛は12%、中程度の痛みは45%、軽減されたという。脳内で「愛の効果」が働きかけるのは、モルヒネやコカインが作用するのと同じ箇所であることも、MRIにより確認された。
また、実験では被験者に単純作業をさせ、痛みから注意を逸らせることに鎮痛効果があるかどうかも検証。痛みを和らげる効果は見られたものの、脳内で働きかけるのは別の神経経路であった。
・ワカメの効果 
ワカメや昆布が「髪」にいいってホント?
抜けゆく毛髪を、ただ手をこまねいて見ているわけにもいかない。たっぷり紫外線を浴びたこの季節こそ、全力で養毛、育毛に励むべきなのではないか。そうだ、昔からよくいわれるように、海藻をたっぷり食べてみてはどうだろう? 医療ジャーナリストにして医学博士の森田豊先生に相談してみた。
「海藻類を摂取することで発毛効果が得られるというのは、じつは医学的には根拠のない話なんです。海藻類は各種ミネラルや食物繊維を豊富に含有しているので、健康を維持するうえで大切な食材であることは事実ですが、毛髪の主成分はたんぱく質ですから、海藻類に直接的な発毛、増毛作用は認められていないのです」
森田先生によれば、毛髪の主成分はケラチンというたんぱく質で、これは18種類のアミノ酸によって構成されるもの。ところが残念ながら、ワカメや昆布などの海藻類には、こうしたアミノ酸は少量しか含まれていないのだという。
「海藻が髪の毛にいい、といわれるようになったのは、単に見た目のイメージから生まれた迷信でしょう。ただ、昆布やひじきに多く含まれるヨードは、新陳代謝を促したり、成長ホルモンの分泌を手助けしたりする働きを持っています。増毛や発毛の効果はなくても、髪の毛の艶を良くするなどの効果は期待できるかもしれません 」
・カロリス 
カロリー摂取を控えると記憶力も向上する
「カロリス」という言葉をご存じだろうか。カロリー・リストリクションを省略した用語である。大雑把に言えば「カロリー摂取を控えて健康に気を遣おう」という意味だ。
食事量を抑えれば脂肪率や血糖値は低下するだろうから、いかにも健康によさそうな雰囲気がある。しかもダイエットや食費節約にもなって一石二鳥。楽観的な視点も生まれくる。しかし、カロリスの話題は想像以上に深い。
小さな虫も、ホ乳類も寿命が延びる。まず、カロリスの効果が顕著に表れるのが寿命である。カロリスの長寿効果は強烈で、小さな虫からホ乳類に至るまで、生物界にほぼ普遍的に観察される。インスリン関連の分子など、長寿効果のメカニズムも科学的に解明されつつある。
どのくらい食事量を制限すればよいかは研究者によって意見が異なるが、およそ20〜30%くらいと見積もられている。こう聞くと、「20%ぐらいならば」とすぐにでも実践できそうな気になるだろう。しかし、私も挑戦してみたのだが、普段の食事量から20%を削減して、それを長期にわたって持続するというのは、想像以上につ らい思いをするもの確かである。
さて、カロリスに関して、独ミュンスター大学のフレール博士らが、1月に興味深い実験データを報告している。寿命だけでなく、記憶力を高める効果もあるというのだ。
フレール博士は、平均年齢61歳の男女50人を集め、実験を行った。平均BMIは28というから、平均的、あるいは少々肥満傾向の人が実験に参加したことになる。
まず参加者を3つのグループに分ける。最初のグループは30%オフのカロリスを3カ月続けてもらう。
2番目のグループは不飽和脂肪酸を普段よりも20%多く摂取してもらう。不飽和脂肪酸とは魚油やオリーブ油などに含まれている、いわゆる「健康によい」とされる脂肪分である。代表選手としてはDHAやEPAが挙げられる。これを多めに摂取してもらうのが2番目のグループである。
最後のグループには通常の食生活を行ってもらう。
わずか3カ月で大きな効果 3カ月後。カロリスをしたグループでは体重が2〜3%ほど減量していた。そこで記憶試験を行ってみる。この分野で標準的に使われている単語テストである。すると、試験の成績がカロリスによって30%ほど上昇していた。わずか3カ月のカロリスで、これほどまでに効果が現れるのは驚きだが、同時に、とても勇気づけられるデー タでもある。
なお、不飽和脂肪酸のグループでは体重減や成績向上は認められなかった。
・アルコールの有害性 
最も有害な薬物はアルコール、社会的な影響も考慮 英研究
* 2010年11月02日 17:06 発信地:ロンドン/英国
【11月2日 AFP】英政府の薬物に関する独立科学委員会(ISCD)は1日、英医学専門誌「ランセット(The Lancet)」に、社会的な影響も考慮すればアルコールはヘロインやクラック・コカインなどの違法薬物よりも危険だとする研究結果を発表した。
これによると人体への有害性はヘロイン、クラック・コカイン、(結晶)メタンフェタミンが最も高かった。だが、医療制度や刑務所制度に及ぼす影響など、広範な社会的影響を考慮した場合、アルコールが最も危険で、ヘロインやクラック・コカインがあとに続いた。100を最高とした危険度は、アルコールが72 で、ヘロインが55、クラック・コカインが54だった。
ISCDは、今回の研究で、現行の薬物分類制度は実際の有害性をあまり正しく反映していないことが示されたとしている。(c)AFP
・セックスと心臓発作 
【緊急速報】セックスは心臓に害を及ぼすことが判明
セックスが心臓発作の原因となるとき
セックスや運動はそのどちらもしない高齢の人の心臓発作の引き金になる、という解析が見つかった。
でも運動習慣を徐々に変えるべき怠け者には良い注意になる、特に中年はリスクが低い。
「運動の習慣がある人々は、性的や身体的活動の直後の心臓発作のリスクがとても低い」
ボストンのタフツメディカルセンターの主任著者Dr. Issa Dahabrehはこう言う。
「もし誰かが私たちの論文の意味を運動すべきでないと考えたなら、それは本当に良くない」
Dahabrehは言った。
「どちらかと言えば、それは逆です。」
米国医師会の水曜の記事に表示される分析は、
6000以上の患者と14の研究結果を統合したもの。
研究には心臓発作になったか、心臓に問題があって突然死した人のみ含まれる。
研究はその時間帯か心臓発作の前の二つを見て、
同じ人々の心臓の大病の無い普段の日を比較するもの